だからとてもかなしい
 
だ だって君が濁ってしまうじゃないか
か 勝手に歩けこっちを見るな
ら 烙印が残るべきは私の方だった
と 途切れ途切れの後悔をつないで
て 適当な記憶じゃ悲しみようがない
も もっと醜い君ならよかったけれど
か かつての現実はいまや亡霊でしかなく
な なんで幸せなんだろう
し 知らないでくれ
い いまなら言えてしまうなんて

悲しい。哀しい。愛しい。
だ...私なんかに一途では。/ か...君はそこにいればいい。/ ら...なのに私はこうしてのうのうと生きている。/ と...変えてゆこう。変わってゆける。/ て...なんてことだ、君の泣き顔も思い出せない。/ も...醜いこの身をとても晒せず。/ か...彷徨い出て、苛んで、けれど繋いで。/ な...失った。奪った。きっと傷つけたのに。/ し...この矮小な私など。/ い...言葉にできない悲しみを。陳腐な言葉にしてしまえる。
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