吐く息の白さを
 
は  春の君に縋る
く  くずおれるように星が降る
い  祈りはいつも君の姿で
き  希望は奇蹟より痛い
の  残り火は何を焦がす
し  知らないままに笑ってろ
ろ  ろくな愛をしらない
さ  最初に見た世界
を  幼い夢がまだぬくい

春待ちの歌。
は...こっそり縋っては、いつも勝手に救われてる。/ く...少し疲れたよ。でもすごくきれいだ。/ い...まるで信仰のようじゃないか。/ き...まだ絶望できないなんて。/ の...私は何を選ぶだろう。/ し...それを思えばなぜかほっとする。/ ろ...(けれど、けんめいに、君を、)/ さ...君の眼の中に。/ に...春はまだ在るか。
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