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どうせ君は君だけのもの 宇宙ごと愛するような距離 刹那はこんなにうつくしいのに 泣いてたってわからない角度 見出された子 抱かれ方しか知らないくせに お前は夢などみなかった ぬくもりに名前をつける 寓意暗喩を鏤めて 次の花が咲くだけのこと 天上界には友人がいてね やがて新たな不幸となって 紅玉がどんなに赤くても この手は離さないといけないね 鳥にだってなれる子なのに |
もう少し傍ですれ違えたら できもしない恋のよう 君がいちばん魔法に似てる なにを模ることもなく いつでもきみはひとりきり 昇って墜ちればお星さま 抱かれ方を忘れられたら かなしみは柩のなかへ 楽園では罪になるので 私を殺してみたくはないか 食べてくれなきゃ悪戯するぞ 真珠は濡れてひかるもの 薄氷のように焦がれて 世界旅行者の愛し方 芽がでて膨らんで花が咲いたらさようなら |
天からの号砲 君がヒロインだったとき 見出され失われた人 お好きないろの色眼鏡 もしもこれが初恋なら やわい寶石 すくない逢瀬のさいご ひとつの光とたくさんの影 二度目は私が言いましょう なにいろの花束をきみに りりしく去ってちょっと泣く 正しく云えばさよならになる 交わした沈黙の数 月がないので星がみえます たかが季節がめぐるくらいで |
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