「質問の答えは決まっていた。」
「一緒に行こうと言うことは、諦めろと告げるようなものだった。」
この二つの文を書き出しと結びのどちらかに使う、というルールでした。
滅び行く小国に生まれた「私」と、それを滅ぼす側の帝国に生まれた「彼」、というベタすぎるメロドラマ。幕末〜明治の日本と西洋の帝国をイメージした妄想もしもワールドです。
去年の夏に書いた「
私を連れ去る碧
」の別バージョンのつもりでしたが、気付いたらあまり関係なくなっていました。